Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
石山 新太郎
Proc. of 3rd Pacific Rim Int. Conf. on Adv. Mater. (PRICM3), p.2789 - 2794, 1998/00
ISプロセスの効率化を図るため、新しく開発した水素吸蔵合金(低温(室温~400C)で反応速度の早い)を用いて化学ヒートポンプを試作し、そのサイクル運転試験を行い、装置の性能評価を行った。その結果、ISプロセスのHIx蒸留部の環流時に発生する水の低温潜熱を利用して、よう素をリボイリングするために必要な温度に再生することが可能な性能を有することが分かった。また、サイクル時間は約1,000秒/サイクル程度であった。
小奈 勝也*
PNC TJ1360 96-002, 58 Pages, 1996/03
放射性廃棄物の処分に係る研究施設の立地誘発のために、昭和60年度より「ジオトピア構想」という地下環境の開発利用に関する調査研究を実施してきている。この中では、地域との信頼性向上には形の見えない計画や構想よりも、地下開発利用から様々な分野への実用化が見込める技術の確率をめざす方が、技術の経済的波及効果や産業振興との関係を理解させ易く、効果的であるとの考えに至った。革新的技術の開発として手掛けた超電導エレベーターやレーザー岩盤掘削等は、このような背景から着手したものである。さらに、より先導的技術の開発を実施するために、平成3年度より対象技術の摘出を行うと同時に、その技術を一般市民が理解しやすい模型等の「触れる」形態にする作業を実施してきており、放射性廃棄物が発生する熱を利用することを目標とした熱電変換素子(ゼーベック素子)を組込んで駆動する模型や、温度差で駆動するモーター(スターリングエンジン)等の試作製作を実施してきた。これらの熱利用システムの中から、今年度は放射線の影響を全く考慮する必要がないスターリングエンジンの効率的熱利用への検討を行い、いわゆる廃熱の存在する温度差(数10度数100度)があれば、その温度差から発電が可能であることを、一般に理解させ得る形態模型の研究・施策を実施したものである。
石山 新太郎; 衛藤 基邦
Material Chemistry 96: Proc. of Int. Symp. on Material Chemistry in Nuclear Environment, 0, p.595 - 607, 1996/00
水素貯蔵型高温化学ヒートポンプの開発において、金属間化合物は、水素貯蔵媒体及び熱源として重要であり、特に300C以上で高性能な材料は世界的にその開発例をみない。本研究では、300-1000Cで作動するTi系及び300-500Cで作動するCa系金属間化合物を試作し、P-C-T特性や反応速度及び繰返し利用する際の劣化特性試験を行い、それぞれ実用化のための特性データを取得したのでこれを報告する。
石山 新太郎; 宇賀地 弘和; 衛藤 基邦
Journal of Alloys and Compounds, 231, p.895 - 897, 1995/00
被引用回数:1 パーセンタイル:22.97(Chemistry, Physical)利用温度500~1200Cを得ることのできる化学ヒートポンプを設計するために必要な水素吸蔵合金(MH)の探査を行った。高融点MHとして、Ca系、Ti系合金が考えられるが高温における水素の吸蔵放出の行える合金を開発するため、本研究では組成の異なるCa/Mg、Ca/Ni系及びTi/Cu、Ti/Cr系合金間化合物を試作し、高温における水素吸蔵放出特性評価を行った。その結果500~1200CでTi/Cu、Ti/Crが,500~300CでCa/Mg系化合物がヒートポンプの高温用及び低温用MH材として利用できることが明らかとなった。
石山 新太郎; 宇賀地 弘和; 衛藤 基邦
Proc., Int. Hydrogen and Clean Energy Symp. ; IHCE 95, p.337 - 340, 1995/00
原研で開発中の500Cの熱エネルギーを1000C以上に熱増幅するとともにシステム内に多量の水素エネルギーを貯蔵できる高温化学ヒートポンプの設計・製作には、主に高温で水素化反応する要素の試験を行い、データベースの構築を行わなければならない。本研究では、500~1000Cまで水素化反応を生じるTi/Cr系水素吸蔵合金を約3kg程度用いて水素ガスと反応させるとともにこの際発生する熱エネルギーをHeガスにより系外に1000C以上の高温熱エネルギーとして取出すためのヒートポンプ要素試験装置を製作し、その性能試験を実施したのでその成果を発表する。この装置により、最高出口温度(1000C)の測定及びエネルギー効率の評価を主に行う。